個人的にも、フリーソフトは日常的に使っています。

フリーソフトがもたらしてくれるメリットには、たいへん大きいものがあります。
その便利な機能はもちろんなんですが、
フリーソフトを使わせてもらうことで勉強になることも多いです。

でも、「タダほど怖いものはない」とはよく言ったもので、
フリーソフトには、売り物のソフトにはないリスクがあります。
何でしょうか?

まず当然ですが、市販品のようなサポートはありません。
わからないことは、自分で調べなければいけません。
そして、全て自己責任です。
たとえそのソフトが原因のトラブルだったとしても、自分で責任を負わなければなりません。
また、作者ありきのフリーソフトですから、 突如として開発や公開が中止される恐れもあります。
でも、なにより危険なのが、「フリー」だということです。

お金を支払わずとも、パソコンにインストールできるということです。
「あたりまえのことを何言っとるんだ!」
と怒られそうですが、よく考えてみてください。

お金を使う時は、みんないろいろと考えるはずです。
でも、タダだったら、「とりあえずもらっとく」
という人が大半なのではないでしょうか。
危険です。

スパイウェアやアドウェアと呼ばれるソフトは、この心理を非常に巧みに利用しています。
特にフリーのセキュリティソフト “もどき” は、やっかいなものが多いので注意が必要です。

最低限、セキュリティソフトは市販のものを使ったほうがいい、というのが自分の考えです。
さもないと、セキュリティソフトだと思っていたものがセキュリティホールになりかねません。

たとえまっとうなフリーソフトであったとしても、
次から次へとパソコンにソフトをインストールしていったら、
必然的に動作は遅く不安定になってしまうでしょう。

実際問題として、
ソフトのむちゃくちゃなインストールによってパソコンが不安定になり、
助けを求められるケースは非常に多いです。
具体的にソフトをひとつひとつ聞いてみると、
「このソフトは使ってない」とか、
「こんなソフトは入れた憶えがない」とか、
そんなだったりします。

知らず知らずのうちにパソコンにソフトをインストールしていて、
どこからどこまでが自分でインストールしたソフトなのか、
パソコンを使っている本人でさえも、わからなくなってしまっているんです。

あってもなくてもいいものは、ないほうがいいんです

目的があって、それを果たすために、どういったソフトが必要なのか、
ソフトをインストールする際は、明確な意志を持つべきです。

フリーソフトはフリーだからこそ、よく考えて活用してください。