トピック: ファイルシステムが"RAW"のパーティションがChkdskによって"NTFS"に回復した
標記の現象が起こりました。その理屈が知りたいです。
ある日、Windows7機のBIOS上でハードディスクStatus Badの警告が出ました。
F1キーで次へ進み、オプション画面からスタートアップ修復を実行したところ、
"ハードディスクの問題が発生したため、Windowsを起動できません"
というエラーメッセージが出ました。
その後、Windows PEを書き込んだUSBメモリから起動し、diskpart の list volume を実行したところ、
次の結果が表示されました。
"ボリューム: C; ファイルシステム: NTFS; 状態: 正常; 容量: 100MB
ボリューム: D; ファイルシステム: RAW; 状態: 正常; 容量: 200GB"
続けて、dir D:\ を実行すると、次のメッセージが表示されました。
"ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません"
MBR内のパーティションテーブルに問題があるケースとはこの事ではないか、と思い、
TestDiskを使いたかったのですが、手元にありませんでした。
その代わりに、ファイルシステムの修復で何とかなるのではないかという直感で
chkdsk D: /F を実行したところ、ボリュームDのファイルシステムがNTFSに回復し、
Windowsの起動に成功しました。
ひょっとしてchkdskにはパーティションテーブルを修復する機能があるのでしょうか。
それとも、ボリュームDのファイルシステムがRAWだったのはパーティションテーブルの問題ではなかったのでしょうか。