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トピック: 未割り当てになった後リサイズを起こしてしまった論理障害の復元について

使用環境
OS:windows10 home (windows7 homeからのアップグレード)
HDD:toshiba dt01aca300(増設内臓3TB)

経緯と状況を詳しく書かせて頂きます。
OSをクリーンインストールしようとしたところ、誤って増設したHDDを選択した為に、元2048GB、746GBに分けられていたパーティションが32GB(OS)、未割り当て2016GB、未割り当て746GBになってしまいました。
ここでパニックになり32Gのボリュームを削除したところ2016GBと結合され、新2048Gと746Gの未割り当てになりました。

復元の為に調べてTestDiskを使ってみましたがQuickSeachでは32Gと746Gのパーティションは見つかりファイルを表示できましたが元2048Gらしきパーティションはみつかりませんでした。
そこでDeeperSearchをやってたところ約2TBのパーティションも2つ見つかりました(2016Gと元2048G?)が、ファイルは表示できませんでした。

最善の行動は何かと素人なりに調べ、PCと解様の記事も幾つか読ませていただきましたが分からない事や自分では判断しかねる部分があったのでこちらの掲示板を利用させていただく事にしました。
意見や考察、指摘などありましたらお願い致します。


まず32Gと746GBをWriteした場合は新2048Gは再び元2016Gに戻るのでしょうか?元2048Gのデータを更に破壊して新2016Gになるような気がしてます。それに最初にミスをした状態に戻ったとして、そこから更に遡るという事は可能なのでしょうか?DeeperSearchで復元できない以上、ミス以前の情報は既に消失しているのではないか?と考えているのですが。
また746Gのパーティションだけを復元というのも自体が悪化しそうな気がするのでやっていません。
次にDeeperSearchで発見した約2Tのパーティションですがこれはファイルを表示できないので少なくともこのままでファイル復元は出来ないのかなと思ってます。

以下testDiskから

Warning: number of heads/cylinder mismatches 16 (NTFS) != 255 (HD)
Warning: number of sectors per track mismatches 2 (NTFS) != 63 (HD)
Warning: number of sectors per track mismatches 18 (FAT) != 63 (HD)


というような表示がいくつかあります。
左側がブートセクタとの事ですのでブートセクタの問題、よってファイルが未割り当て(フォーマットしていない)という状態。これは問題を起こした時のドライブ選択ミスによりフォーマットされ、その時か或いはOSが入ってしまった時か、そのボリュームを削除した時点でブートセクタが破損しこの状態になってしまったと考えてます。
フォーマット時にブートセクタのバックアップが作られているそうですが、私のケースだと32Gの部分をを消した時に2016Gに結合されましたがこの時、約2Tの未割り当てデータは2度フォーマットされてしまったのでしょうか?(*参考となっているMicrosoftサポートはリンク切れになっていて読めませんでした)

advancedを選択するとMS Reservedと表示されます。他所のサイトで未割り当て猟奇ににドライブ文字を割り当てる(フォーマットはしない)という作業が行われてました。これをする事でtestdiskのデータ読み込みに良い影響はあるのでしょうか?もしそれで強引にでもパーティション表示がされるのであればboot、Backup BS、Rebuild BSのメニューを実行できるのだろかとも考えてますが、問題が起きているHDDの情報を変えるという点で悩んでいます。

長文大変失礼いたしました。

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Re: 未割り当てになった後リサイズを起こしてしまった論理障害の復元について

mmzk さんのコメント:

まず32Gと746GBをWriteした場合は新2048Gは再び元2016Gに戻るのでしょうか?元2048Gのデータを更に破壊して新2016Gになるような気がしてます。

32GBのパーティション削除前の状態に戻ると思います。
未割り当ての2016GBには、データの変更はありません。


mmzk さんのコメント:

それに最初にミスをした状態に戻ったとして、そこから更に遡るという事は可能なのでしょうか?DeeperSearchで復元できない以上、ミス以前の情報は既に消失しているのではないか?と考えているのですが。

Windowsのインストールによって、ディスクの先頭部分は大幅に書き換えられていますので、
それより前の状態に戻すことは不可能です。
残念ながら。


mmzk さんのコメント:

また746Gのパーティションだけを復元というのも自体が悪化しそうな気がするのでやっていません。

それは大丈夫だと思います。

ちなみに、GPTディスクをMBRディスクと誤認識すると、2048GBを超えた領域は使えなくなります。
本件では、その可能性も考慮したほうがいいと思います。


mmzk さんのコメント:

次にDeeperSearchで発見した約2Tのパーティションですがこれはファイルを表示できないので少なくともこのままでファイル復元は出来ないのかなと思ってます。

Windowsによってデータを上書きされた、旧2048GBのパーティションだと考えられます。
バックアップブートセクタが残っているだけなので、
おっしゃるとおり、パーティションを復旧したところで意味がないと思います。


「Deeper Search」は、本来関係ないものまで検出しすぎる傾向にあるので、
無意味なデータは気にしないほうがいいです。
ブートセクタの数値を見ても、当該ハードディスクに対して有効なものではないと思います。


mmzk さんのコメント:

フォーマット時にブートセクタのバックアップが作られているそうですが、私のケースだと32Gの部分をを消した時に2016Gに結合されましたがこの時、約2Tの未割り当てデータは2度フォーマットされてしまったのでしょうか?(*参考となっているMicrosoftサポートはリンク切れになっていて読めませんでした)

mmzkさんがフォーマットしていない限り、フォーマットはされていません。
旧2048GBのパーティションのバックアップブートセクタは残っていると思いますが、
そのブートセクタを前提にしたデータがほとんど残っていないので、あまり意味はありません。

リンク切れは、申し訳ありません。
ご指摘ありがとうございます。
時間が・・・


mmzk さんのコメント:

他所のサイトで未割り当て猟奇ににドライブ文字を割り当てる(フォーマットはしない)という作業が行われてました。これをする事でtestdiskのデータ読み込みに良い影響はあるのでしょうか?

特に意味はないと思います。
基本的に、「TestDisk」はドライブではなくディスクに対して実行するものなので。


mmzk さんのコメント:

もしそれで強引にでもパーティション表示がされるのであればboot、Backup BS、Rebuild BSのメニューを実行できるのだろかとも考えてますが、問題が起きているHDDの情報を変えるという点で悩んでいます。

旧2048GBのパーティションのファイルシステムは、Windowsのインストールによって上書きされ、すでに壊れている状態なので、
ブートセクタをどうにかすれば復旧できるという話ではありません。
そもそも、旧2048GBのパーティションのバックアップブートセクタは健在だろうと考えています。
「Deeper Search」で検出されたという、約2TBのパーティションの根拠となるものです。
それを使っても、ファイルを表示できないのは同じです。
ブートセクタが参照する先は、新しいパーティションのファイルシステムによって上書きされていますので。

旧2048GBのパーティションに関しては、ファイル復元ソフトを使ってファイルを復元するしかないと思います。