パソコントラブルは、物理障害と論理障害に分けられます。
それぞれの違いをひとことで言うと、
物理障害 | ハードウェア障害 |
---|---|
論理障害 | ソフトウェア障害 |
です。
ちなみに、ハードウェア障害とは、故障のことです。
物理的に壊れているか、論理的に壊れているかによって、必要な作業はまったく異なるので、
それぞれに「障害」という単語を付けて、物理障害、論理障害と呼び、区別します。
物理障害と論理障害の復旧可能性
物理障害と論理障害で、取るべき対応は変わってきます。
物理障害 | ハードウェアを修理、交換する必要がある |
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論理障害 | ソフトウェアによって復旧できる |
つまり、論理障害は、知識と技能さえあれば、復旧できる可能性があるのです。
一方で、物理障害にも、うれしくない特徴があります。
物理障害は、論理障害を誘発していることが多いのです。
ソフトウェアは、ハードウェアがあってはじめて機能するので、
ハードウェアに問題があると、ソフトウェアにも少なからず影響を及ぼします。
でも、ユーザーに見える結果からは、論理障害に思えます。
実際に、論理障害が発生していたりするから困ります。
この場合、ハードウェアの対応を行った後で、ソフトウェアの対応を行うのが鉄則です。
順序が大切。
逆はありません。