ハードウェアとソフトウェアの違いは、物理と論理の違いです。
もちろん、
ハードウェア | 物理 |
---|---|
ソフトウェア | 論理 |
です。
より平易な言葉で書くと、
ハードウェア | 物 |
---|---|
ソフトウェア | 意味 |
にあたります。
ハードウェアは、物理的な機械そのものです。
ソフトウェアは、命令を実行するためのデータです。
ここでのハード/ソフトは、固い/柔らかいというよりも、
固定的か、柔軟性があるかの違いと捉えたほうがいいです。
ハードウェアは、容易に変更できませんが、
ソフトウェアは、必要に応じて後で変更することもできます。
ちなみに、「ウェア」は「製品」という意味です。
従って、
ハードウェア | 固定的な製品 |
---|---|
ソフトウェア | 柔軟性のある製品 |
と言い換えることもできます。
ハードウェアとソフトウェアの具体例を挙げると、
ハードウェア | ソフトウェア |
パソコン | Windows |
スマホ | LINE |
人間 | 作業手順書 |
です。
ハードウェアもソフトウェアも必要
ハードウェアとソフトウェアは、相対する概念ですが、両方とも必要です。
ハードウェア、ソフトウェア、それぞれ単独では使えません。
ハードウェアとソフトウェアが組み合わさって、はじめて機能します。
命令を自動的に実行できるようにしたものが、コンピュータという革命的なハードウェアです。
従って、ソフトウェアは、コンピュータによって実行されます。
ほとんどの場合。
ハードウェアとソフトウェアは、お互いに最適化されるので、
1対1の対応になることが多いです。
ハードウェアとソフトウェアは、お互いにとって欠かせない存在です。
どちらかに異常があると、システムが全体として機能しなくなってしまいます。