デバイスとは、装置のことです。
目的とする機能を果たす装置を、デバイスといいます。
また、デバイスはシステムの構成単位です。
単体で機能を持つハードウェアは、それぞれがデバイスです。
特に、パソコン用語におけるデバイスは、コンピュータに接続して使うハードウェアを指します。
つまり、デバイスはコンピュータの構成要素です。
CPU、メモリ、ハードディスク、キーボード、マウス、ディスプレイ、
すべてデバイスです。
デバイスとドライバ
デバイスは、デバイスドライバというソフトウェアによって使えるようになります。
デバイスドライバは、ドライバと略されることが多いです。
デバイスは、ハードウェアでしかありません。
それをシステムで機能させるために必要なソフトウェアが、ドライバです。
つまり、
デバイス | ハードウェア |
---|---|
ドライバ | ソフトウェア |
にあたります。
デバイスに対応する適切なドライバがインストールされていないと、
デバイスを使うことはできません。
Windowsから見たデバイス
Windowsでは、デバイスは「デバイスマネージャー」に表示されます。
デバイスマネージャーでは、デバイスが種類ごとにまとめて表示されます。
ツリーを展開すると、個別のデバイスを確認できます。
ここに表示されているものが、それぞれ別のデバイスとしてWindowsに認識されています。
デバイスを認識できないと、アイコンに「?」や「!」が表示されます。
多くの場合、対応するドライバがインストールされていないなど、ドライバ側の問題ですが、
まれにデバイス自体に問題があることもあります。
デバイスマネージャーで認識していないデバイスは、Windowsで扱うことができません。
一旦ドライバを削除した後に再接続してみたり、最新のドライバをインストールしてみたりして、
デバイスの動作確認をする必要があります。