PPPoEのIDとパスワードが書かれた紙は、プロバイダから送られてきます。
そして、最初に一度PPPoEの設定をしてしまうと、
「重要な書類だからなくさないように」と、どこかへしまってしまいがち。
で、しまった場所がわからなくなってしまうという。
そう、私も含めて。
結局、PPPoEパスワードがわからなくなってしまいます。
そんなときは、
プロバイダに問い合わせてください。
ってだけじゃ面白くないので、ちょっとした裏技。
PPPoEパスワードを確認する方法
まずお断りしておきますが、
これは100%PPPoEパスワードを確認できるものではありません。
また、あまりおすすめできる方法でもありません。
あくまでも、自己責任のもとに行ってください。
どちらかというと、パソコンに直接PPPoEの設定をすることは少ないと思います。
パソコンからインターネット回線までの間にルーターを介しており、
ルーターに対してPPPoEの接続設定をしていることが多いはずです。
そして、ルーターの設定は、一般的にブラウザから行います。
ルーターのPPPoE設定を見れば、IDは確認できますが、パスワードは隠されています。
当たり前といえば当たり前かもしれません。
ところが、ここでブラウザから右クリックなどして、「ソースの表示」をしてみます。
HTMLの知識がある人なら、この事実に気がつくはずです。
そう、パスワードの文字列がそのまま表示されてしまうのです。
HTMLがよくわからない人は、「value」とかで検索かけてみてください。
パスワードの項目付近に、それらしき文字列があるかもしれません。
もちろん、これはすべてのルーターに対して有効な方法ではありません。
ひょっとしたら、こういう方法でPPPoEパスワードを確認できるかもしれないよ、
という程度です。
でも、これは逆に考えると、ネットワークにぶら下がることができたら、
PPPoEのIDとパスワードを抜かれてしまう危険性があるということです。
特に無線LANのセキュリティには、細心の注意を払ってください。