「HDAT2」は、多機能なハードディスクユーティリティですが、
専用の起動ディスクを作らなければならないのが多少手間です。
そこで、様々なツールを集め、
1枚のCDから起動できるようにした「Ultimate Boot CD」(以下「UBCD」と略記)なるものがあります。
その中に「HDAT2」も含まれているので、
「UBCD」を利用すれば、専用の起動ディスクを作らなくても「HDAT2」を使用できます。
「UBCD」から「HDAT2」を起動する
「UBCD」がCD/DVDドライブに挿入された状態で、パソコンをCD/DVDドライブから起動します。
「UBCD」が起動したら、「HDD」を上下カーソルキーで選んで「Enter」キー。
以下、同様です。
続けて、「Diagnosis」を選択。
「HDAT2」を選択。
「UBCD」の一部のバージョンには、複数のバージョンの「HDAT2」が収められています。
これは、「HDAT2」のバージョンアップの過程で、「Device tests」が無効化されていた期間があるためです。
具体的には、バージョン4.6~4.8において、「Device tests」は機能しません。
「HDAT2」の使用目的のほとんどは「Device tests」にあるといっても過言ではないので、
この点には特に注意が必要です。
「UBCD」は頻繁に更新されるものではないので、
収められている「HDAT2」のバージョンはよく確認しておいてください。
「HDAT2」が起動しました。
この後の操作については、下記ページ参照。
ただし、当ページのとおり操作したとしても、「HDAT2」をうまく起動できないことが多いかもしれません。
「HDAT2」は、動作環境をかなり選ぶからです。
そんなときは、素直に本家「HDAT2」を使用したほうがいいです。
最新版の「HDAT2」起動ディスクのほうが、環境を選ばす動作するからです。
特に、「HDAT2 Lite」を使ってみることをおすすめします。