「ESET Smart Security」は、
「Windows 2000」に対応しているウイルス対策ソフトという点でも価値がありました。
ところが、「ESET Smart Security」を「Windows 2000」で使用すると、
かなり高い確率で不具合が発生してしまうようです。
不具合の内容は、インターネット接続が著しく不安定になるというもの。
接続状態の表示自体は、まったく問題ないんですが、
いざアクセスしようとすると、
- ページを表示できなくなったり
- ブラウザに画像が表示されなかったり
- メールの送受信がタイムアウトしたり
といった具合です。
不具合の原因
これは、ファイアウォール初期設定の、とある項目が悪影響を及ぼしているようです。
「ESET Smart Security」のログを見てみたらわかります。
証拠写真です。
実際に不具合が起こっている時の、「ESET Smart Security」のファイアウォールのログです。
「DNSキャッシュポイズニング攻撃が検出されました」
で、一面真っ赤っ赤です。
身近に新旧パソコン複数台あるんですが、
「Windows 2000」+「ESET Smart Security」
の組み合わせが最悪のようです。
不具合を解消する方法
この不具合は、DNSキャッシュポイズニング攻撃の検出に関するバグなので、
この設定さえ無効にしてしまえば、「Windows 2000」でも安定して使えるようになります。
具体的には、「詳細設定」を開き、
「パーソナルファイアウォール」 > 「IDSと詳細オプション」 > 「DNSポイズニング攻撃を検出」
のチェックを外すということです。
根本的解決にはなっていないんですが、現状それで満足しています。
なんてったって、「ESET Smart Security」の軽さにはかえがたいものがあります。
しばらくは信者として使っていくつもりです。