DVDドライブを認識しない原因は、大きく2つに分けられます。
それぞれ、
- DVDドライブの故障
- OSの不具合
です。
特に後者の理由で、DVDドライブ自体には問題がないのに、
OSからは認識できなくなることがあります。
症状としては、
- エクスプローラにDVDドライブが表示されなくなる
- 「デバイスマネージャー」で確認すると、DVDドライブに「!」マークがついている ※表示はされる。
- Windowsを起動させなければ、DVDドライブから読み込むことは可能
というもの。
DVDドライブと書いていますが、Blu-rayドライブでも、CD-RWドライブでも一緒です。
光学ドライブが、突然認識しなくなります。
DVDドライブが故障していないか確認する
まず、DVDドライブが故障していないことを確認する必要があります。
不具合箇所を特定するためです。
DVDドライブ自体に問題がある状態では、次の操作を行っても意味がありません。
DVDドライブが故障していないかどうかを確認するには、
DVDドライブからパソコンを起動してみるのが、一番手っ取り早いです。
Windowsのインストールディスク、リカバリディスク、Memtest86+、何でもいいです。
それ自体が起動ディスクになっているCDやDVDを入れた状態で、
パソコンをDVDドライブから起動できるかどうか、確認してみてください。
これで起動できなかった場合は、ハードウェアの問題です。
DVDドライブやケーブル、最悪マザーボードに問題がある可能性があります。
DVDドライブに関するレジストリ値の修正
DVDドライブからの起動はできる、つまりDVDドライブが機能している場合は、
レジストリを一部書き換えるだけで、DVDドライブを認識できる可能性が高いです。
まず、レジストリエディタを起動し、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E965-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}
を参照してください。
そしてこの中に、「UpperFilters」や、「LowerFilters」の値があったら、
これらをすべて削除してください。
※参考: CDドライブまたはDVDドライブがWindowsやその他のプログラムにより認識されない - Microsoftサポート
Windowsを再起動すると、エクスプローラにDVDドライブが表示されると思います。
DVDドライブと連動するソフトウェアが多いので、
整合性がとれなくなってしまうことがあるみたいです。