「復元ポイント」は、Windowsの「システムの保護」機能によって作られた、
「システムの復元」のためのバックアップデータです。
システムの復元で、任意の復元ポイントを選択することで、
復元ポイントが保存された日時のシステムの状態に戻すことができます。
「システムの保護」と「復元ポイント」
復元ポイントは、「システムの保護」によって管理されているので、
復元ポイントを作成するには、「システムの保護」が有効でなければなりません。
システムの保護を確認、編集するには、
- Windowsキー+「Pause」キー ※「システム」のショートカットキー。
- 「システムの保護」を選択 ※XPは「システムの復元」タブを選択。
とします。
システムドライブ(Cドライブ)は、標準でシステムの保護が有効です。
ユーザー側でシステムの保護を無効にしない限り、復元ポイントは作成されます。
システムの保護が有効であれば、復元ポイントが作られます。
復元ポイントが作られるのは、
- ソフトウェアをインストール/アンインストールしたとき
- 1週間が経過したとき(自動復元ポイント)
- 手動で復元ポイントを作成したとき
です。
プログラムやドライバのインストール等、システムに大きな変更がある場合は、
直前の状態の復元ポイントが作成されます。
また、何もしなくても「自動復元ポイント」は週一のペースで作られていきます。
基本的に、復元ポイントは自動的に作られます。
システムの保護に割り当てられた領域の空きが少なくなると、
古い復元ポイントから順に削除されていきます。
「復元ポイント」の作成
復元ポイントは、ユーザーの操作により任意のタイミングで作成することも可能です。
前述の「システムの保護」から、「作成」を選択します。
復元ポイントの説明を入力します。
後でわかりやすくするためのものなので、何でもいいです。
説明を入力したら、「作成」を選択します。
復元ポイント作成中。
復元ポイントの作成が完了するまでは、あまりWindowsの操作をしないほうがいいと思います。
バックアップの対象が変化してしまうので。
復元ポイントの作成が完了しました。
ここで作成した復元ポイントは、自動で作成された復元ポイントとあわせて、
「システムの復元」の選択肢に表示されます。