「システムの復元」を実行する

Windowsの復旧

システムの復元を起動する方法はいくつかありますが、
ここでは手早い方法だけ書いておきます。

できるだけメニューをたどらず、ショートカットキーを用います。
メニューの項目は、Windowsのバージョンや設定によって変わるからです。
従って、以下の方法はWindowsのバージョンによらず実行できます。

「システムの復元」の起動方法

ファイル名を指定して実行

rstrui - ファイル名を指定して実行

  1. Windowsキー+「R」キー ※「ファイル名を指定して実行」のショートカットキー。
  2. 「rstrui」と入力 ※XPの場合は「restore/rstrui」
  3. 「Enter」キー

これがおすすめで、慣れれば一番早いと思います。

「システムのプロパティ」から起動する

  1. Windowsキー+「Pause」キー ※「システム」のショートカットキー。
  2. 「システムの保護」を選択
  3. 「システムの復元」を選択

こちらでも起動できます。
マウスも併用して若干メニューをたどりますが、
コントロールパネルを経由するよりは早いと思います。

「システムの復元」の実行

システムの復元

あとは、基本的にウィザードに沿って進めていくだけです。
「次へ」を選択します。

復元ポイントの選択 - システムの復元

復元対象の復元ポイントを選択します。
最初から直近の復元ポイントが選択されています。

「他の復元ポイントを表示する」にチェックを入れると、
より過去の復元ポイントもあわせて表示されます。
ただし、古い復元ポイントは、できるだけ使わないほうがいいです。

現在のシステムとの違いが大きい復元ポイントを選択すると、
復元後のシステムに問題が発生する可能性があります

レジストリとファイルの不整合が大きくなるからです。
従って、基本的には問題が起きる直前の復元ポイントを選択すべきです。

復元ポイントを指定したら、「次へ」を選択

復元ポイントの確認 - システムの復元

復元ポイントの確認を求められます。
表示されている復元ポイントで間違いなければ、「完了」を選択します。

いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか? - システムの復元

最終確認です。
「はい」を選択すると、自動的に再起動し、システムの復元が実行されます。

システムの復元は正常に完了しました。 - システムの復元

再起動後、システムの復元が完了したとの表示が現れます。
システムの復元にかかる時間は、Windowsアップデートと同じくらいです。
やっていることも近いので。