アクティブパーティションとは何か

MBRディスクの仕様

アクティブパーティションとは、
OSの起動ドライブとして指定されたパーティションです。

アクティブパーティションは、従来のMBRディスクにおける仕様です。
つまり、古い仕様です。
GPTディスクから起動するUEFIブートには関係ありません。

アクティブパーティションの確認

アクティブパーティションを確認するには、「ディスクの管理」を起動します。

ディスクの管理

「ディスクの管理」において、「システム」と表示されているパーティションが、
アクティブパーティション
です。
この画像だと、「システムで予約済み」というボリュームラベルのパーティションが、
アクティブなパーティションです。

なぜか、「ブート」ではありません。
本来の言葉の意味からすると、「ブート」=「アクティブ」っぽいんですが、
実際は「システム」=「アクティブ」です。
Windowsの仕様です。

パーティションをアクティブとしてマーク

アクティブではないパーティションを右クリックすると、
「パーティションをアクティブとしてマーク」という項目が現れます。
通常、ほとんどの場合において、アクティブパーティションを変更する必要はありません。
というか、勝手に変更するとOSを起動できなくなります。

この項目がグレーアウトしている場合は、パーティションをアクティブに設定できません。(あるいは、すでにアクティブ)
そもそも、アクティブにする必要がないケースがほとんどです。

アクティブパーティションのルール

Windowsがインストールされているパーティションのように、
起動ドライブとして動作しなければならないパーティションは、
「アクティブ」に設定する必要があります。
アクティブなプライマリパーティションが存在しない記憶装置からは、
たとえWindowsがインストールされていたとしても、起動できません

従って、OS起動用のディスクには、アクティブパーティションが設定されている必要があります

BIOSがハードディスクを読みにいった時、一番初めに読み込まれるパーティションが、
アクティブパーティションです。
アクティブかアクティブじゃないかの違いしかないので、
1つの記憶装置につき、アクティブなパーティションは1つだけです。
2番目はありません。

通常、Windowsがインストールされているパーティションは、
自動的にアクティブに設定されます。

アクティブに設定できるパーティションは、プライマリパーティションだけです。
拡張パーティション論理ドライブはアクティブにできません。
言い換えると、拡張パーティションと論理ドライブは、直接起動するドライブとしては指定できません
もっとも、あくまでもプライマリパーティションが基本であって、
拡張パーティションと論理ドライブは特殊な目的で作られたものだから仕方がありません。
拡張パーティションと論理ドライブは、主にデータ保存用ドライブとして使います。

アクティブパーティションの機能

MBRディスクの起動処理においては、ブートセクタが重要な役割を担っています。

パソコンの電源が入ると、BIOSは起動優先順位の高い記憶装置にアクセスし、
その先頭セクタ(MBR)を読み込みます。
MBRのパーティションテーブルにアクティブパーティションが設定されていれば、
MBRのブートストラップローダによって、アクティブパーティションの先頭セクタ(ブートセクタ)を読み込みます。
そして、ブートセクタのブートストラップローダによって、ブートローダ本体を読み込み、OSが起動していきます。

要は、アクティブパーティションのブートセクタがOSの起動になくてはならないものなのです。
OSを起動するためのブートセクタを指定する必要があり、
それがアクティブなパーティション
ということです。

なお、UEFIブートでは、ブートセクタを介さずに起動用のファイルを直接読み込んでOSを起動するため、
アクティブなパーティションという概念自体が存在しません。
起動の仕組みそのものが全然違うのです。