「ディスクの管理」は、Windows標準のパーティション管理ツールです。

ディスクの管理

Windowsにおけるパーティション操作は、基本的にこの「ディスクの管理」で行います。

また、「ディスクの管理」は、パーティション操作以外にも、現状を確認する目的で使うことが多いです。
特に、記憶装置についてトラブルが発生した場合には、
記憶装置がWindowsにどのように認識されているのかを知っておく必要があります。
普段使うことが多い「エクスプローラ」では、パーティションに関する情報が何ひとつわかりません。

そこで有用なのが、「ディスクの管理」です。
特に、Windows標準のツールであるため、Windowsがどう認識しているのかを確認できるという意味で重宝します。
つまり、「ディスクの管理」で正常認識できていなければ、その記憶装置をWindows上で使うことはできないのです。

「ディスクの管理」でできること

「ディスクの管理」では、

  • ディスク全体の容量
  • パーティションの数、サイズ、フォーマット、種類
  • ドライブレターの割り当て

など、記憶装置が “Windowsから見て” どう認識されているのかを、一覧表示してくれます。

また、Windowsによって、

  • ディスクの初期化
  • パーティションの作成、フォーマット、削除
  • ドライブレターの追加、変更、削除

を行う場合も、この「ディスクの管理」上で操作します。

最近のパソコンでは、リカバリ用の領域がハードディスク内に割り当てられており、
初めから若干複雑なパーティション構成になっているかもしれません。
ドライブレターが割り当てられていないパーティションがあり、
そこにリカバリ用のデータが収められていることが多いです。

リカバリ用のデータが収められたパーティションについては、変更を加えないでください
リカバリデータが収められたパーティションを変更すると、
当然ですが、リカバリできなくなってしまう恐れがあります。
少なくとも、事前にリカバリディスクは作成しておいてください。

「エクスプローラ」からは、このようなパーティションは操作できませんが、
良くも悪くも「ディスクの管理」における操作の自由度は高いので、注意が必要です。

「ディスクの管理」起動方法 - その[1]

「ディスクの管理」は、以下のメニューから起動します。

コントロールパネル( > パフォーマンスとメンテナンス) > 管理ツール > コンピュータの管理 > ディスクの管理

ただ、コントロールパネルは、
Windowsのバージョンや設定によって表示項目が変わってくるので、注意が必要です。
たとえば、「Windows 7」で表示方法が「アイコン」であれば上記方法で表示できますが、
コントロールパネルの表示方法が「カテゴリ」だと、

コントロールパネル > システムとセキュリティ > ハードディスクパーティションの作成とフォーマット

で、起動するのが「ディスクの管理」という、とてもわかりにくい構造になっています。

「ディスクの管理」起動方法 - その[2]

「ディスクの管理」は、下記方法でも起動することができます。

ファイル名を指定して実行 - ディスクの管理

  1. Windowsキー+「R」キー ※「ファイル名を指定して実行」のショートカット。
  2. 「diskmgmt.msc」と入力
  3. 「Enter」キー

Windowsのバージョンを選ばず(もちろん「Windows 7」でも)、また階層を追う必要もないため操作が楽なので、
個人的にはこちらの起動方法がおすすめです。

「ディスクの管理」の見方

重要な概念として、「ドライブ」「ディスク」があります。
端的に言ってしまうと、

ドライブ 論理的なもの
ディスク 物理的なもの

です。
つまり、「ドライブ」としての表示がなくても、「ディスク」が表示されているなら、
論理障害の可能性がある
ということです。

ここで、もう一度「ディスクの管理」の画面をもとに、用語の意味を考えてみます。

ディスクの管理

「パーティション」と「ボリューム」は、ほとんどの場合において同義です。※RAIDを組んでいれば別。
「ボリューム」にドライブレターが与えられて「ドライブ」になります
Windowsがファイルの保存場所として使用するのは、「ドライブ」です。
ソフトウェア側、つまりユーザー側からは、「ドライブ」を対象として操作します。
このように、「ドライブ」は論理的なものです。

一方、「ディスク」は物理的なものです。
それ自体が、ひとつの記憶装置であることを示しています。

たとえば、「ディスク」と表示されている箇所において容量の表示がない場合は、
物理的に記憶領域が認識できない
ことを意味します。
もし記憶装置として認識できないのであれば、「ディスク」としても表示されないはずです。
つまり、物理障害の可能性が高いということが、「ディスクの管理」画面からわかるわけです。